可能性は存在するのに、あまりに無力のために何もできない自分にうんざりする。なんとなく死んでしまいたくなり、飛び降りる場所を求めて職場の中を彷徨い歩いた。29階建ての高層ビルには外階段など存在せず、唯一見つけた場所も厚いガラスの扉で閉ざされて…
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