すべては過ぎ去っていく。今、この瞬間があるだけ。

ぴあで先行予約が取れていたLIVEがあったので、名古屋まで遠征。遠征費がチケット代より高いので、行く気はあまり無かったのだけれど、ただ何も無い一日を過ごすよりはいいかなと思ったから。
LIVEはとても盛り上がっていたし、僕自身も楽しんでいたのだと思う。あんなに叫んだのは生まれて初めてかもしれない。
でも、それはその時、その空間だけ。LIVE HOUSEを出た瞬間、全てが過ぎ去ってしまった。LIVEの余韻などかけらも無い。体の重さ、孤独感、空虚感ばかりだ。祭りの後、本来の自分の姿がはっきりと見えているような気がする。日常という靄が全て振り払われて、そこに現れる自分本来の姿。
僕は、鬱病とかではないのだ。これは、一時的なものではないから。構造的なものなんだ。孤独で、人間関係を持たないこと。そして、生きていること。