クリニック2回目。9:30に到着したが先客はおらず、すぐに受診。挨拶をして椅子に座る。「どうですか」と先生。いつもながらに何を言っていいのか困惑する。とりあえず、とくに大きな変化が無いこと報告。(1週間のうち3日会社休んでいること自体が問題ではあるのだけど、月曜日に受診して火・水と連続して休んでいるなんてなかなか言い出せない。)
「会社に行くことに対して苦痛を感じることはないですか」との質問に、なるべく苦痛を感じないよう振舞っていることを話す。僕の座席は、フロアの奥のにあるため、やたらと他の人の間を通っていかなければならない。出社に際しては、なるべく他の方が来ていないうちにに到着するよう早めに会社に行くことにしている。退社時には、毎度のことながらそれなりの覚悟が必要だ。覚悟とか言っている時点で相当に変なんだろうけど、他の人が働いている中を掻き分けて行くのには勇気が必要になるわけで。「お疲れ様でした」とか声をかけられても、なぜか申し訳ない気持ちと早くその場を立ち去りたい気持ちでいっぱいになってしまう。トイレや、印刷に席を立つ時も同じで、気持ち的に1つ何かを乗り越える作業が必要になる。先生は、緊張状態にあるのではないかとコメントされ、緊張をほぐす薬を処方してくださった(レキソタン)。
「他に気になることはありますか」と訊かれたので、自分の心の反応について感じていることを話す。人に会うことやLIVEに行くことなど、自分にとって非定常的な出来事の後、急速に孤独感や空虚感に覆われてしまうこと。先生は、その出来事が自分にとって満足いく結果にならなかったために、そういった反応になるのではないですかとおっしゃった。なにか、思い通りに行かないことがあっただろうか。というより、僕はそこに何かを期待していたのだろうか。なにもかもあきらめているようで、密かに過度な期待を寄せているのだろうか。
以前通っていた神経科よりは、時間をかけて話すことができている。でも、うまく自分のことを整理できていないため、診療が終わっても何か物足りなさを感じてしまう(これが過度な期待なのかもしれないけど)。次回は、もう少し自分のことを整理して、有意義な時間にしよう。


処方箋