恐怖

 久しぶりに恐怖に落ちる。焦燥感と恐怖感で何もできなくなり、呼吸が酷く乱れ、冷や汗が流れる。机の上でうつ伏せになって何もできずにただじっとしている。なにもできない。5分ほどたった頃だろうか。とりあえず、デパスを服用した。それから、適当にウェブラジオを流した。30分ほどで、なんとか落ち着きを取り戻した。
 引き金は、リアルタイムにテレビ番組を見たことだと思う。リアルタイムにテレビ番組を見ることができなくなったのは3年ほど前からだと思う。理由は良く分からない。最初はリアルタイム性が時間軸を突きつけることがその原因だと思っていたけど、そうではないらしい。ただ単に、リアルタイムにテレビ番組を見ることに慣れていないからだけなのかもしれない。
 ただ、安定した現実を維持することが、なんだか貴重なことに思えた。こんなことを書いてる自分自身が少し怖くなる。段々、落ちていくのかもしれない恐怖。どこに向かって歩きたいのか良く分からない間に、少しずつ落ちていくようで怖い。僕は生きていけるのだろうか? こんなことを真に考えてる僕は大丈夫だろうか? イマまでのすべての出来事が失敗に思えてくる。怖いね、ホント。