泣き言

 なんだか酷く疲れてしまって、全てを捨ててしまいたい気分なんだ。死んでしまいたい。そんな勇気はないのだけど。生きることがこんなにも難しいことだなんて想像もしていなかった。僕には何が欠如しているのだろうか。実存的基盤となるような体験? 時間は過ぎ去っているのだけど、僕は何も体験していない。ただ空虚な日常が過ぎ去っていくだけ。不自由と自由の狭間で曖昧な日常を繰り返していく。ぬるま湯に浸かったまま錆び付いていくだけの自分が不安。どうしたらいいの?