過眠

 午前8時を少し回っていただろうか。僕は一度目を覚ました。コンタクトレンズを入れて、録画しておいたTV番組を1時間分だけ消化し、1本の電話に対応した。その後、なんだか眠たくなってしまった僕は、もう一度眠ることにした。そして、起床したのは午後2時過ぎ。あれから4時間程眠り込んだことになる。計12時間程の睡眠。明らかに無駄に眠りすぎたような気がしてならない。なんだか憂鬱だ。憂鬱の原因は、見ていた夢の内容にある。僕は寝ている間も眠りすぎている自分自身を反省する夢をみていたのだった。過眠を反省する夢を見ておきながら、起床したときには過眠していた事実に気付くというのは、なんとも気分が悪い。休日に眠ることは、何も悪いことでは無いはずなのに、時間を無駄に消費しているような気がするのはどうしてだろう。なんだか損な性格してるような気がしてならないのだけど・・・。つきあい長いはずなのになぁ。少しは自分自身を理解しなくちゃ。