公園

本を読もうと思って、街中の公園へ出掛けた


キャッチボールをする親子
読書する人
ただ俯いて座っている人
サイクリングする親子
バーベキューの匂い
パーカッションの音
行き交う人々


いろんな人が居る。それでも、落ち着ける場所だった
ケヤキ並木のベンチに腰かけて、しばらくぼーとして
それから、少し、本を読み進めた



本を読むのは、大抵、通勤電車の中。(いつも使ってる)電車の中は、落ち着けるし、集中できる。そこは、見知らぬ人同士が存在することに違和感が無く、自分がそこに存在することを否定的に感じなくてもいい場所。


何かをするにためには、それなりの心の準備(状態・モード)が必要になる。そして、「場所」は心の状態を一気に変えてしまう。それは動物的なほどに。


自分の部屋。何もする気が無くなってしまう。一人だから緊張感が全く無いのか?(リラックスと呼ぶのかもしれないけど)。考える、というより思い浮かぶ事はすべて自分のこと。すべてが自分の内面に回収されていく。そんな世界。


会社。仕事モード。毎日顔をあわせる人達ばかり。仕事のことだけを考える(ように努める)。


それ以外の場所で、自分が自然に存在できる場所。それは通勤電車の中だったり、公園だったり。他人が居ること、自分が居ること。そのことが自然に感じられる場所。そんな場所に居るときの自分が、本を読むのに適した状態だったりする。


理想は、どんな場所に居ても、自分の状態を適切に変えることが出来ることだけど。