小春日和

あまりに天気の良い一日。
部屋の窓を全開にしたいところだが、付近を飛び回る蜂の姿に。


とにかく外出。行くのは、先週と同じ公園だけど。
いつものようにベンチに座ったのはいいのだが、蚊の集団があちらこちらに。安らぎを求めて来たはずなのに、蚊と格闘するばかり。
はぁ、自然の中では生きていけなさそうだね...。


落ち着いて本も読めないし、何よりも既に2箇所も刺されてしまったことに我慢できなくなり、公園を後にする。中之島辺りまで歩いて、落ち着ける場所を探索。
そして見つけた無意味な場所。そこは階段状なのだけど、階段としては機能していない、未定義な空間。登ったからといって何処につながっているわけではない。だからこそ、落ち着くのだけど。
そして、そこは人々の行き交う姿が見える場所。たぶん、たった一人の場所で落ち着くことなんて出来ない。“一人”を意識してしまう場所では、自意識が溢れかえるから。他者の一人として存在できることが、落ち着く場所の条件なのかもしれない。