3連休最後の夜

 土曜日、何をしていただろうか。よく思い出せない。どこかに出かけた? そうか、飛び降り自殺のシミュレーションのために、バンジージャンプに挑もうと計画していた。しかしながら、憂鬱としたまま出発時刻を先延ばし、電車も寝過ごし、遊園地の一歩手前までたどり着いたときには、入場時間を過ぎていて、結局、引き返したのだった。根性無し! ぼんやりとした頭のまま、電車の中で『モモ』を読み続けていた。
 日曜日、上田紀行さんの「仏教ルネッサンス塾」に出かける。宗教に対するアレルギーからだろうか。あまり楽しむことはできなかった。上田さんのお話はとても面白いものだと思うのだけど・・・。なんだか、講演を聴くほどの精神的ゆとりが欠如しているような気がしてならない。結局、疲れただけだったような気がする。
 今日(月曜日)、自助グループ(といっていいのか?)の読書会に出かける。頭痛が酷かった。意識が散漫としている。最後には疲れて、畳の上で横になっていた。不安の泥沼の中に居るようで、落ち着かなかった。帰り道、電車を降りて自宅までの夜道を歩く。なんとなく空を見上げていた。満月が少し欠けた月があった。「夜空の上に月がある」ただそのことだけで、全てが十分な気がした。少し、落ち着きを取り戻した。そして、イマ、この雑記を書いている。また、明日が来る。