いつかは選択しなければいけないことを選択する前の怖さ。本当にこれでいいのか、まだ分からない。それでも、サイコロは投げ入れてしまったのだから、前に進むしかないのだと、自分に言い聞かせるしかないのだ。もっと早く準備しておかねばならないことを、準備していなかった自分が悪いのだ。
 焦燥感に囚われて行動した挙句、気が付いたら目の前の現実に怯えているのだ。同じようなことを、また繰り返しているような気がしてならない。これが病だろうか。