空っぽの休日の始まり

 起床したのは13時過ぎ。布団に捕らわれるように睡眠を繰り返した。もはや苦痛でしかないような感覚を併せ持って。ロヒプノールの効果だろうか。
 やるべきこともなく、やりたいことも取り立てて見当たらない。冷蔵庫とハードディスクレコーダーの機会音だけが鳴り響くこの部屋で。僕は呆然としてしまう。いまから何をすべきなのだろうかと。