終わりの始まり

 本日を最後に職場を離れた。月末までは有給消化のための休日とさせていただいた。退職手続きは、月末に、辞職願と健康保険証を会社へ郵送すればよいとのことで、本社に顔を出す必要もなくなった。
 お世話になったお客さん、同僚への挨拶周りをしながら、ひとつだけ思うことがあった。それは、純粋に「働きたい」という想い。単純だ。「働きたい」という思いは存在するのだ。「働くこと」で誰かとつながっていたいし、誰かのために存在していたい。その想いは、そのときの僕にとって真実だった。
 では、なぜ退職することになってしまったのだろうか。それは早い話、職場環境レベルが著しく低下してしまったからだ。約半年在籍した職場環境・業務体質は、あまり自分好みではなかったし、なによりも以前在籍していた職場とのギャップがあまりにも大きすぎた。月数十万で集められるプログラマ達。管理者と被管理者という境界線。そんな境界線の存在する環境でチームというコミュニティを作り出すために要求されるコミュニケーションのためのコミュニケーション。仕事を割り振る側と割り振られる側。なんだろうねぇ。これって。すべきことは、こんなことではないような気がするのだけど・・・。そんなことは基盤として存在しているべきじゃないの? そんな疑問は拭えなかった。人を使うのも仕事なのかもしれないけどさ。僕はあんまり好みじゃない。
 仕事内容もルーチンワークに近く、「働いている」という感覚は、徐々に希薄になっていった。これまで築き上げてきたスキルが、「働き続けること」によって忘却させられていくような感覚は拭い去ることができなかった(それはたぶんに真実だろう)。そんなこんなで、退職することに対する後悔は無いのだ。いまのところだけど。
 愚痴ばっかり書いちゃった・・・。まぁ、愚痴が書けるってことは健康だってことだよね。それから、GMailアカウントを取得したので、プロフィールにメールアドレスを追加しました。メール募集中。かな?